2007年05月26日

自由な小指(自然に見える手の描き方)

人物を描くとき、最も苦戦を強いられる部位のひとつが手でしょう。
昔、僕の通っていた学校の美術の先生が「手を描こうとする人間はうまくなる」と言っていましたが、なるほど、手のように複雑なかたちを捉えようとする意識があれば、自ずともののかたち全体を認識する力も鍛えられるというものでしょう。
あなたの描く人物の手は、おざなりに描かれてはいないでしょうか?
手をうまく描くのに早道はありません。
とにかくしっかり数を描いて、まずは全体的なフォルムを感覚的に覚えましょう。
もちろん自分の手を見て描くのもよいのですが、おのずとポーズは限られてきます。
そんなときは、しっかりとした参考資料を書き写すのもおすすめです。


やさしい顔と手の描き方
やさしい顔と手の描き方


この本には、色んな手のかたちが、正確なデッサンによって描かれているので、まさに手を描く際の格好の資料といえます。
また、普通の手だけではなく、子供の手や赤ちゃんの手、さらには老人の手に至るまで、色んな年齢層の手が掲載されているのでかなり役立ちました。
手の資料としては、こちらもおすすめです。


スーパーデッサン 人物〈3〉顔と手の表情篇
スーパーデッサン 人物〈3〉顔と手の表情篇


こちらは手の描き方も詳細に載っています。
ものを食べるときの手、電話をかけるときの手など、場面別の手の動きも掲載されているのも便利です。
しかし、どちらも読んだだけでうまくなるということはないので、やはり数をこなすことが大切です。
一日ひとつは、必ず手だけの絵を描く習慣をつけるといいと思います。
個人的に、手を描く際にとくに意識すべきだと思ったことは、“親指以外の指の関節は二つある”ということです。
当たり前といえば当たり前のことなんですが、手を描くことに慣れていないうちは、案外忘れてしまいがちな事実です。
この点を意識して、手の全体的なかたちをつかんでいけば、自然と上達していくんじゃないかなと思います。

ところで、ときどき小指をたててコップなどを持つ人を見かけることがありませんか?
小指って、手のひらのはしっこでひっそり佇んでいるような地味なイメージもあるかと思いますが、じつは何気ない瞬間に、結構自由な動きをしているように思うんです。
中指、薬指は、たいてい人さし指からの流れを汲んだ、規則的な動きをしているのですが、小指だけは大胆な動きをしているんじゃないでしょうか。
もちろん本人は、小指を動かそうと思って動かしている訳ではないのだと思います。
つまり、この小指の自由な動きを意識して描くと、何気ない瞬間の、より自然な感じの手になるのではないでしょうか。


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上の絵の左側の手は、右側の手の小指を、少し大胆に動かしたものです。
どうでしょう、そんなに変わらないといえば変わらないのですが、小指に動きが発生した効果で、少しだけ自然な感じの手になりませんでしたか?
さらにもう少し詳しく言えば、左側はちょっとした目的意識のある、ぴしっとした手、右側は何気ない瞬間の、気の抜けた自然な手、といった感じになっているのではないでしょうか。
僕が見る限り、うまい絵描きさんが描く何気ないシーンの人物の手は、やはり小指が自然と自由に動いている気がします(特に女性の指)。


上にあげた本のタイトルが示すように、手は、顔とならんで複雑、かつ重要な部位だと思います。
より魅力的な人物を描くためには、魅力的な手を描くことが、不可欠なのかもしれないですね。
posted by 一〇 at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

school girl(学校の制服あれこれ)

学校を舞台に漫画を描く時に、多く描く必要に迫られるのが制服です。
最近では、私服OKの学校もあるようですが、やはり生徒には制服を着せたほうが、学校らしく見えるというものですよね。
さて、漫画の中で、ひとつの学校しか出てこないのなら、自分の学生時代のアルバムを引っ張り出してくれば済むことですが、学校が複数出てくるとなると、当然制服も違ったものにしなければこんがらがっちゃいます。
また、別に学校がたくさん出てこなくても、制服のディテールにはこだわりたい、という人もいるかと思います。
制服を描くとき、参考になるのがこちら。


全国女子高生制服図鑑 旅立ち編
全国女子高生制服図鑑 旅立ち編
全国女子高生制服図鑑 出会い編
全国女子高生制服図鑑 出会い編


最近は制服の図鑑なんてものがあるんですね。
この他にも結構たくさん出てます。
ちょっと所持しているのが恥ずかしいですが(笑)、やっぱりあると便利です。

もうちょっとお洒落な感じの資料が欲しい人はこちら。


スクールガール
スクールガール


こちらは持っていてもあまり恥ずかしくありません(笑)
というか、写真集としての評価も高い名作ですし、見ているだけでも十分に楽しめるのでおすすめです。

ところで、個人的には男性の制服図鑑も探しているのですが、女性に較べると圧倒的に数が少ないです。
まぁ、男の制服なんて誰も興味ないのでしょうか。
需要が少ないんですね。
と、思っていたら、一冊見つけました。


男の制服図鑑 完全版
男の制服図鑑 完全版


これは学校の制服に限らず、男性が着用するいろんな制服が網羅されています。
が、個人的は絵に癖がありすぎるかな…とも思いました。
まぁ男性の制服の資料の絶対数が異様に少ないため、資料としては貴重なので、持っておく分にはいいかもしれないですね。
個人的には、学ランやブレザーを着用したイケメンばかりが掲載されている写真集を作ってほしいです。
この御時世、そこそこ需要はあると思うんですけどねぇ…。

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*服装やポーズは、一部『青春―トーキョースクールガール』を参考にしました。
posted by 一〇 at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 衣装 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月12日

描き込みは伝わる2(フリーハンド背景のすすめ)

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突然ですが、質問です。
あなたは普段歩いているとき、どちらを見ていますか?
(1)人
(2)景色


なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、上記は漫画を描く人向けの、絵に関する簡易適性テストです。
(1)を選んだ人は、人物(キャラ)を描くのに適性があります。
(2)を選んだ人は、背景を描くのに適性があります。
…とまぁ、要は普段から何に意識を向けているか、ということですね。
そのちょっとした意識の積み重ねが、絵を描くときに、思いがけず生きてくるものだと思います。
かくいう僕は、人、とりわけ顔ばっかり見ています。
なので、人物(キャラ)の顔を描くことは、自分の中では比較的得意だと思っているのですが、裏を返せば、僕は背景を描くことは大の苦手です。
大嫌いだ、といっても過言ではありません。

背景を描くのが嫌いな理由のひとつに、「おもしろくない」というのがあげられます。
ちょっとパースがくるったり、線が曲がっていたりすると、もうおかしくなってしまう、その気難しさが駄目です。
人物などを描くときは、ちょっとした絵の歪みが、逆にいい感じに見えたりすることもあるのですが、背景を描くとなると、なんとなく予定不調和が許されない感じを持ってしまいます。
だいたいが大雑把な感じの僕は、なんとか背景を楽しんで描けないものかと苦心した結果、ある背景の描き方に注目してみました。
それは、細かいことを気にせず、フリーハンドで背景を描いてみる、というものです。
この手法は、割合のびのびと背景を描くことができるので、僕と同じような想いを持っている人にはおすすめです。
フリーハンドで背景を描いてみよう、と思ったきっかけはこの本です。


GOGOモンスター
GOGOモンスター


製作期間一年以上というだけあって、この本の背景は、松本大洋さんの著作品の中でも凝りに凝っていると思います。
フリーハンドで線もガタガタ、なのにアングルの妙によって、不思議と写実的に見えるその背景は、とても魅力的に思えました。
同時に、「こんな風景なら自分も描いてみたい」、そうも思えたのです。
しかし、定規を使わない、フリーハンドの背景は、松本大洋さんのようなちょっとアート志向の漫画家だから許されるんじゃないのか、メインストリームの少年誌では御法度なんじゃないのか、そういうイメージもあるかと思います。
しかし実は、これでもかというくらいメジャーな漫画で、フリーハンドの背景を使用している漫画もあるんです。


アイシールド21 (4)
アイシールド21 (4)


アイシールド21は、最近でこそ定規を使った背景であるものの、初期は実はすべてがフリーハンドの背景であり、絶好のお手本になります。
パースも糞もあったもんじゃない上の僕の絵で描いたものは、比較的フリーハンドで描きやすい木造家屋なのですが、アイシールド21の作画担当である村田雄介さんは、学校をはじめとするさまざまな背景を、卓越したフリーハンド技術で描き上げています。
なかでも、4巻の東京タワーは圧巻です。
こんな直線物の集合体を、よくフリーハンドで描く気になったなと、つくづく感心してしまいます。
村田さんの背景を見ていると、この人は本当に絵を描くことを楽しんでいるんだなぁ、というようなことが伝わってくるので、一見の価値アリです。

松本さんや村田さんの背景を見ているとよくわかるのですが、フリーハンドの背景のコツは、やはり“描き込むこと”です。
少々の線の歪みは、描き込みの中に紛らわせて、目立たなくしてしまえば良いのです。
(ただ、やはり簡単なパースなどは定規でとっておいたほうが無難です。)
しかし、定規を使いたくない、パースにこだわりたくない、というぐうたら精神から始まったのに、見栄えをよくするために描き込まなければならない、といった事態に陥ることは、少々本末転倒である気もします。
だからもうこれは好みの問題ですね。
きっちりパースをとる面倒さを選ぶか、描き込む面倒さを選ぶか。
僕自身は、断然後者の方が楽しんで絵を描くことができますが、もちろんパースをきっちりとって綺麗に仕上げるほうが楽しい、という人もいるでしょう。

「楽しむ」ということは、絵を描くことにおいて非常に重要な要素であると思います。
苦手なものを描くときは、もちろん真っ向から克服しようとする努力も大切なのですが、どうすれば楽しんで描けるか、ということを考えて努力するのもひとつの手なんじゃないかな、と思います。


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2007年05月09日

顔こそすべて2(キャラと同じ顔をして描く)

某番組にて、『20世紀少年』などで知られる漫画家、浦沢直樹さんが「泣いてるキャラを描いているときは俺も泣いているし、笑っているキャラを描くときは俺も笑っている」というようなことを言っていました。
これは、浦沢さんに限らず、プロの漫画家さんなら多くの方は自然にこうなってしまうそうです。
つまり、作者である漫画家さん自身が、キャラの感情の変化に、否応無しに引き込まれているということになります。

顔の表情は、感情を表すのに最も有効な手段です。
喜怒哀楽のすべてが、顔の中で表現できると言っても過言ではないと思います。
キャラの感情の起伏は、物語の起伏と繋がっています。
ですから、見た目の中で、最も大事な顔、その顔が感情を上手く表現できるかどうかは、物語を盛り上げるうえでも、とても大事なことだと思います。
悲しい場面で、キャラがなんだか分からない顔をしていたら、読者もあまり引き込まれることはないでしょう(こいつはそういう感情起伏のないキャラだ、ということを示したいのなら逆に効果的ですが)。
日頃から自分のキャラで、あらゆるパターンの表情を表せるように練習しておくのが良いと思います。
そんな表情を描く上で、参考になるのはこれです。


スーパーデッサン 人物〈3〉顔と手の表情篇
スーパーデッサン 人物〈3〉顔と手の表情篇


この本で一番役立つ部分は、喜怒哀楽別に表情のパターンがまとめられている点です。
つまり、悲しいときは眉毛がこういうかたちになる、嬉しいときは口がこういうかたちになる、というのが一目瞭然で分かるようになっています。
もちろん人間ですから、「これが正しい」という表情はないのですが、あくまで一般的な例として模範的なものが載っているので非常に便利です。
「爆笑美人」という、なんだよそれ、とちょっと突っ込みたくなる項目があるのですが、しかしそこに載っている顔がまた「あぁ、こういう顔して笑う人っているよな」と思ってしまうようないい顔をしてるんです。
この「爆笑美人」、僕の下の絵でも参考にしました(笑)

あと、個人的に表情がうまいと思う作家さんはこの人です。


BLEACH (20)
BLEACH (20)


久保帯人さんは、眉間や鼻の付け根に出来るシワをうまく使って感情を表していると思います。
しかもそれが、老若男女問わず出来るのですから、大したものです。
僕は、顔のデッサンの狂いがほとんどない(と思われる)20巻以降から揃えていて、表情の参考に役立てています。

あと、技術以前の問題としては、自分がどれだけキャラの感情に歩み寄れるかも、大事なことだと思います。
読者を感情移入させたいのであれば、まずは自分がその描くキャラに感情移入してみてはどうでしょうか。
僕がよく使うのは、キャラの感情にあわせて、BGMを変える、という手です。
BGMの効果って、馬鹿にできないものです。
ウォークマン、それも、インナーイヤーヘッドフォンで音楽を聴けば、周囲の雑音が全く聞こえなくなり、自分の描いているキャラと真っ向から向き合えるのでおすすめです。
普通のイヤフォンよりも若干値段は張るのですが、その分音質には感動的なものがあります。
インナーイヤーヘッドフォンは、機能的にもデザイン的にも、SHURE社のものが、おすすめです。


GETPLUS ( ゲットプラス ) 楽天店E4C-J インナーイヤーヘッドフォン (ホワイト×グレー):SHURE



GETPLUS ( ゲットプラス ) 楽天店E3C-J インナーイヤーヘッドフォン (ホワイト):SHURE



そうして、プロの作家さんと同じように、自分が自分の描いたキャラと思わず同じ顔をしてしまっていたなら、きっと、いつもより生き生きとした表情のキャラが描けているはずです。

余談になりますが、僕は以前描いた漫画の中で、物語が盛り上がる場面で、キャラの顔のアップの表情を、やや左向きに描いて仕上げていました。
完成原稿を送ったあと、担当さんから電話があり、「なんでこのいい場面で、この人はそっぽ向いてるの?」と正面への向きなおしの変更を命じられました。
やはりここ一番、という場面では、正面、つまり読み手ときちんと向かいあっている状態で表情を描く、というのが、一番感情が伝わるようです。
これぞ、という表情は、正面向きの顔で練習することをおすすめします。

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2007年05月06日

描き込みは伝わる(見栄えの良い背景への早道)

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「描き込みは伝わる」

この言葉は、ご存知今一番売れている漫画であるONE PIECEの作者、尾田栄一郎さんが、絵を描く際に肝に銘じている言葉だそうです。
実際、描き込み過ぎてやや見にくいんじゃないか?というくらいの密度で構成された画面からは、著者の熱い想いのようなものが伝わってくる気がします。
あの大作家がこれほど描き込んでいるのに、僕たち下手糞が描き込まないでどうする、という話ですよ。
上の絵は僕が描いたものですが、よく見てもらえれば結構適当なんですが、パッと見はそれなりに見えると思います。
これは、描き込みによるところの効果が大きいんじゃないかなと思います(ほんとに大雑把な描き込みですが…)。
画面が埋まることによって、安定感が生まれているんですね。
人物ばかり描き込んでもサイズ的に限界があり、画面は埋まらないので、やはり描き込みは背景で稼ぐべきでしょう。

背景の基本的な技術として、遠近法はご存知でしょうか?
近くのものは大きく、遠くのものは小さく描く、というあれです。
おそらく誰もが知っている法則だと思いますが、実は遠近法はそれひとつではないのです。
以下に、知っておくと背景を描くのに役立つ遠近法をもう二つ挙げます。


●空気遠近法―近くのものは濃く、遠くのものは薄く描く
●消失遠近法―近くのものは詳細に、遠くのものは曖昧に描く


同じように聞こえるかもしれませんが、前者は色の濃さの問題、後者は絵の精密さの問題、です。
風景写真などを見ると、実際にそうなっていることが確認できると思います。
この二点を理解し、実践するだけで、背景がグッとそれらしくなるはずです。
二つの遠近法を意識して、色々描いてみましょう。
背景を描く上では、以下の本が参考になりました。
草、岩、家など、モチーフ別に描き方が説明してあるので便利です。


スーパーデッサン 風景編
スーパーデッサン 風景編


なお、背景の想像描きは、下手糞なうちは辞めておいた方が無難だと思います。
思い浮かべる背景に自信がないと、自信の無さげなおかしな絵になってしまいますし、第一しっかりした描き込みができないのです。
背景を描くときには、色々な資料や写真等を参考にして、しっかり描いていくほうが見栄えの良い絵に仕上がると思います。
背景の資料にするものは、自分で撮った写真なり、風景写真集なり、何でも良いと思いますが、なんと言っても背景資料の定番はこちらだと思います。


背景カタログ〈1〉学校編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈1〉学校編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集

背景カタログ〈2〉街角編
背景カタログ〈3〉駅・乗り物編
背景カタログ〈4〉アミューズメント編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈5〉病院編
背景カタログ〈6〉飲食店編―漫画・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈7〉住宅編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈8〉緊急事態編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈9〉コンビニデパート編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈10〉自然編―漫画家・アニメーター必携の写真資料集
背景カタログ〈11〉空港・高速道路編
背景カタログ〈12〉街角編 2―東京主要スポット
背景カタログ〈13〉学園生活編


マール社の、背景カタログシリーズです。
いろいろな風景がいろいろな角度から撮られているので非常に便利です。
学校、住宅街、自然風景など、いろいろながシリーズが刊行されていますが、少年・少女漫画家希望者には、学校篇などは必須ではないでしょうか。
僕も学校を舞台にした漫画を描くことが多いので、シリーズ(1)と(13)はとても重宝しています。
(ただ、写真が若干古くさいのが難点ですが…)


写真から背景を描くのは苦手だという方にはこちらもおすすめです。


写真&線画 背景カタログCD‐ROM〈1〉住宅路上編
写真&線画 背景カタログCD‐ROM〈1〉住宅路上編


背景には、パースなどのいろいろな問題もつきまとってきますが、まずは描き込むこと、それが見るものを安心させる画面作りのためには、一番の早道だと個人的には思っています。
ただ、描き込み過ぎてキャラを潰してしまうことだけは、何より気をつけなきゃいけないことですが…。
posted by 一〇 at 05:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 背景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

顔こそすべて(見た目の一番大事な部分)

僕が編集者に初めて漫画を見せた時、「君の絵は顔だけまぁまぁ上手いね。全然身体が描けてないけど」と言われました。
図星でした。
しかし、そのあとにこうも言われました。
「でもまぁ、逆よりはいいけどね」

編集者の言葉が示すように、顔は人間の部位の中で最も目を引く、重要な部分だと思います。
多くの漫画家志望者も、顔から上だけの絵は、これまでの人生で最も多く描いてきたのではないでしょうか。
その紆余曲折の過程を経て、各々自分なりのキャラの顔をつくりだしてきたと思います。
しかしその顔には、読者が違和感を感じるような変な癖はついていないでしょうか?
大抵の人は自分の好きな漫画キャラの顔真似から始まったと思いますが、一度は普遍的な顔=現実の人間の顔の形を模写するなどして確認し、自分の絵のバランスを顧みることも必要だと思います。

僕はドラゴンボール、とりわけ主人公の孫悟空ばかり真似て描いていました。
というか、あの顔しか描けませんでした。
僕が初めて描いた漫画らしきものは、悟空とバーダックが手を組んでターレスを倒すという、一パターンの顔しか登場しない不思議なものでした(キャラが分からない人、すみません…)。
その影響からか、今でもハンサムを描くことが苦手です。
女性作家さんが描く男性の顔を見れば傾向がつかめると思うのですが、だいたいハンサムと言えば、面長で鼻筋は長くて高く、あごのラインがシュッと鋭い感じの顔をさすと思います。
しかしドラゴンボールの孫悟空といえば、ご存知ホームベース型の小鼻顔なので、現在のハンサム顔とはかけ離れてしまっているのです。
逆にいうと、僕は、女性や子供の顔は比較的得意です。
まぁ全体的に言えることなのですが、大体格好いい男性が描ける人はかわいい女性が描けず、かわいい女性が描ける人は格好いい男性が描けないことが多いと思います。
それぞれの理想像が、相反する顔型なので、仕方のないことといえばそうなのですが…。

それはともかく、スタンダードな顔の形を再確認するために役立つのがこれです。


2007年版 MEN'S ヘアカタログ
2007年版 MEN'S ヘアカタログ

大人のための美人ヘアカタログ (2007春号)
大人のための美人ヘアカタログ (2007春号)


髪型の参考に使用している人は多いと思いますが、これは顔の模写にももってこいです。
当たり前ですが首から上の写真ばかりですし、ヘアカタログというのは各々違った顔のかたちに合う髪型を探す目的でつくられているので、モデルの顔立ちも微妙に違っていて、いろんなパターンの顔を確認するのに役立ちます(モデルですので、極端過ぎるパターンの顔というのもないので、丁度いい感じです)。


実写が苦手という方は、こちらもおすすめ。
ご存知、癖がなくて技術のある作家、ルーミスの著作品です。


やさしい顔と手の描き方
やさしい顔と手の描き方


顔は、文字通りその漫画の「顔」になりうる部分です。
キャラの顔が、その漫画の第一印象、延いてはそのまんま尾を引いて、その漫画の印象になると言っても過言ではないと思います。
顔は、見た目(=自分の漫画の絵)の中で最も大事な部分なのです。
それほど大事な部分ですから、どうせなら、丹精を凝らした顔をつくりだしましょう。
言葉にすれば矛盾になってしまうくらい難しいことではあると思いますが、読者に広く受け入れらるくらい普遍的で、なおかつ読者がみたこともないほど独創的な、そんな顔が描けたら最高ですね。


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posted by 一〇 at 04:33 | TrackBack(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月05日

鉛筆描きで印刷してくれてもいいじゃないか(つけペンコンプレックス)

僕はペンをとって二年くらいになりますが、つけペン(漫画用ペン=Gペンや丸ペン)で絵を描くことが未だに苦手です。
コンプレックスと言っていいほどです。
ペン使いの下手な人が描いた漫画は、下描きの絵(鉛筆描きの絵)のほうがペン入れ後の絵より綺麗に見えるそうですが、僕もそんな感じです。
印刷の関係上、ペンを使っての清書は仕方のないことなんですが、鉛筆描きで印刷できたらどんなにいいだろうと常々思います。
しかし、漫画家をめざす以上、つけペンである程度の絵は描けるようになっておきたいものです。
そんなときに役立つのがこの一冊。


快描教室―きもちよ〜く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK
快描教室―きもちよ〜く絵を描こう! マンガの悩みを一刀両断!! ComickersMOOK


この本に「すいません じつはまだペンもうまくつかえないんです」という章があります。
ここに、ペン下手に非常に役立ち、しかも簡潔な助言が載っています。
それは二点。

(1)張るとこは細く、それを支えるところをつくる
(2)外形線は、内の線より心持ち太め

この二点を実行すれば、結構それなりの絵に見えます(本には図解付きで説明がなされているので、分かりやすいです)。
本当に上手くなるまでのしのぎの技、というか即効性のある技術ですね。
非常に役立っています。
この本は、上記の章だけでなく、漫画を描く際に全般的に役立つのでおすすめです。
著者の菅野博士さんの絵もうまいので、見ているだけでも飽きませんし、頭にも入りやすいと思います。

上記の本で即効性の技術を身につけた後は、それを本物にするために、ひたすらペンに慣れるしかないと思います。
以下の本には効果的なトレーニング法が解説されています。


マンガスタートアップガイド ペン&インク―トレーニングで上達するつけペン集中講座
マンガスタートアップガイド ペン&インク―トレーニングで上達するつけペン集中講座


巻頭には大暮維人さんのペン入れ風景が収録されていますが、レベルが高すぎてあまり参考になりません(笑)
自分なりにコツコツ頑張っていくしかないですね。
あとこの本には、どんな漫画家がどんな道具を使っているかが記載されていて、興味深いです。
個人的に好きな漫画家である冬目景さんの使用しているペンは、万年筆だそうです。
あぁ、あのザラザラした感じは、言われてみれば万年筆っぽいなぁと納得…。
まぁいざとなればつけペンにこだわらず、他のペンに変えるのもアリだということですね。
でもまぁそれはあくまで最終手段。


その他、個人的に気をつけていることは
●紙を回して自分の得意な向きのストロークで線を引く
●下書きはなぞれば終わりというくらい完成度の高いものを描く
●書き込んで線の汚さを誤魔化す
といったといった基本的なところでしょうか。
とにもかくにも、いつかはこの「つけペンコンプレックス」が治るよう、日々精進していきたいです。

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2007年05月04日

漫画絵好きはミュシャが好き(主線で見栄えが変わる)

漫画絵の好きな人間に、「誰の絵が好きか」を尋ねると、色んな漫画家さんやイラストレーターさんなど、だいたい今現在、漫画・アニメ業界で活躍されている人々の名が挙がるのですが、その中に1人だけ、美術史に残る名画家が挙げられることが多いのに気がつきました。
アルフォンス・ミュシャです。


アルフォンス・ミュシャ
アルフォンス・ミュシャ


なぜ、漫画絵を好む人間が、ミュシャのような画家を好むのでしょうか。
それは、ミュシャの絵と漫画絵に、はっきりとした共通点があるからだと思います。
それは、(主として人物の)主線が明確に描かれているということです。

普通一般的な美術の絵というものは、明暗をもって描かれます。
光と影で、もののかたちをあぶり出している、とでもいうのでしょうか。
一方漫画絵では、もののかたちの輪郭をはっきりとした線で表現します。
ミュシャの絵は、その人物造型こそ、デフォルメのないリアルなもので、漫画絵とは相反していますが、その主線は見事にくっきりと描かれています。

では、主線を明確に描くことでどんな効果が生まれるのでしょうか。
一番はっきりしていることは、絵にメリハリがつくことだと思います。
主線は絵を、分かりやすく引き締めます。
主線に囲まれた絵は、「自分が主人公である」とばかりに、自己主張をするのです。


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上記二つの絵は、基本的には同一のものですが、左の絵は、光を意識してやや主線がぼんやり描かれています。
これはいわば、「人物」の他に、「光」という背景が意識された絵になっていると思います。
対して右の絵は、主線がはっきりと描かれており、より漫画絵に近いものになっています。
これはもう「人物」そのものにスポットライトを当てた絵ですね。
背景は「光」ではなく、もうただの「白色」といった感じになります。
個人差はもちろんあるかと思いますが、やはり漫画絵好きの方には右の方がしっくりくるのではないでしょうか。
右の絵は「人物」をより強く意識した絵になっており、これは漫画で、背景よりもキャラの主線を太くして見やすくする、という技術に繋がっていくものだと思います。

このように、漫画絵好きに好かれている絵描きとしては場違いに思えるミュシャの絵は、あらためて主線の効果をはっきりと示してくれます。
ひとつの線で見栄えが変わるのですから、やはり絵というものは奥が深いですね…。



あと余談になりますが、僕は画家の中では、彼が一番好きです。
彼の絵の技法を漫画に流用できないか、鋭意模索中です。


西洋絵画の巨匠 (1) モネ
西洋絵画の巨匠 (1)   モネ
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2007年05月03日

ぼくの人物画の先生は本(人物を描くときの基本参考書)

自分の絵はおかしい、でもどこをどうなおせばいいかはわからない…。

絵を描いていて、ある程度眼が肥えてくると、自分の絵に違和感を感じることがあると思います。
でも、完全な技術がまだ備わっていないので、上手くなおせない。
そんなときは、正しい道筋を指し示す参考書があると便利です。
以下に紹介する二冊は、人物を描くときに手元に置いてあると、何かにつけて役立ちます。


人体のデッサン技法
人体のデッサン技法


いろいろな本を見てきましたが、その中でもこれが一番役立ちました。
この本の中には、人間を書く上で役立つ「公式」が詰まっています。
全体的なプロポーションの比率から、各部位の詳細な描き方まで、とりあえずこの本に則って人体を描けば、そうそう狂った絵にはならないと思います。

個人的には、首から肩にかけての部分を描くことが苦手だったのですが(この部分がおかしいと、胴体に別の人の顔を貼付けたコラージュみたいになってしまいます…)、この本のおかげで大分マシになったと思います。
若干著者の絵に癖がある気がしますが、慣れればどうということもないので非常におすすめです。


もうひとつは定番です。


やさしい人物画
やさしい人物画


これは僕が中学生くらいのときに買ったものです。
当時「なにか絵がうまくなる教科書的な本はないかな」と本屋に立ち寄り、いろんなものを物色した結果この本を購入しました。
その後現在に至るまで色んな本を見ましたが、やはりこの本もいつも手元に置いてあります。

数ある技法書の中からこの本を選んだのは、もっとも絵が上手く見えたからだと記憶しています。
実際、著者であるA.ルーミスの絵は、癖が少なく技術もしっかりしていて、一般的に広く好まれる絵柄であると思います。
ただ、やや文章が堅苦しく、レベルも高いので、上記の『人体のデッサン技法』よりは即効性は劣るかもしれません。
しかし、ルーミスのデッサンは本当に素晴らしいので、眼の肥やしにもおすすめです。


以上の二冊は、人物を描く上で本当に役に立ちました(もちろん、今現在も役立っています)。
僕は美術のイロハも知らない人間ですので、まさしくこの二冊は、僕の人物画の先生と言えます。
生涯、手放すことはないでしょう。


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2007年05月02日

基本はモシャス(絵の入力装置を鍛える)

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絵が上手くなりてぇ、でも、そのためにはどうすればいいのか…。

絵などの視覚的な感覚思考を司るのは右脳なので、究極的には左手で描くのが一番いいんじゃねえか、などと考えたりもしましたが、どう考えても遠回りですし、世の中には右利きの絵がうまい人もたくさんいるので、あんまり関係ないなと思い直しました。
なんだかんだ言っても、やはり一番効果的なのは、模写をひたすらやることじゃないかと思います。(とくに最初は、実際のもののかたちを覚えるために、漫画絵ではなく実写の方がよいです。漫画絵でもののかたちを覚えると、そのかたち=デフォルメが癖になってしまうからです)

上の絵は、2006年6月に、下の絵は2007年1月に、どちらもサッカーをモチーフに描いたものです。
おそらく、下の絵の方が上手だと感じてもらえるのではないかと思います(そう願います)。
しかし、2006年6月の僕の眼にはたしかに、上の絵が丁寧で上手な絵に見えていたのです。

私は模写をはじめ、それが習慣になって、今現在まで続いています。
始めてからまだ半年ほどしか経っていませんが、それでも半年前のものを見返すと、「下手糞だなぁ」と恥ずかしくなり、同時に自分の成長が実感できるので、少し嬉しくなります。
こうやって量をこなしていくことで分かったのですが、模写を繰り返すうちに、正しい人やもののかたちを感覚として覚えることができ、そらで(何も見ないで)描いたときにかたちが狂っていると、「なんかおかしい」と感じることが出来るようになります。
ものを見る眼(=絵の入力装置)がほんの少し鍛えられたのです。
それをどうなおせば正しくなるのか、また模写をしながら確認します。
この確認の作業をしながらの模写、というのが大事です。
何かを意識しながらの模写と、何も考えないでの模写は、その成果に明らかな差が生まれます。
これは模写に限らず、何にしてもそうですね。
例えば同じ筋力トレーニングを二人にやらせると、どこがどう鍛えられるかを意識している人の方が、より大きな効果があらわれるということが、科学的に実証されています。
「絵なら無意識にたくさん描いてるよ」という漫画家志望者はたくさんいると思いますが、そういう人よりも、明確な目的意識を持って絵に取り組んでいる人の方が、伸び率は高い、ということです。

そうして、その眼(=絵の入力装置)が「おかしい」と感じることもなく、そのもののかたちが描けるようになったとき、その手(=絵の出力装置)に絵を描く技術が備わったと言えるわけです。
この時、絵の入力装置が狂っていると、結果として出力装置にも狂った技術が備わってしまうので、やはり実写を模写をすることは大事なんじゃないかなと思います。

しかし、こうやって絵を描けば描くほど気がつくのは、自分の未熟さです。
いままでただ漠然と「うまい」と思っていた人の絵が、どれだけの技術を持って描かれているのか、身を持って実感し、自分の絵とのその差にもの凄く凹みます。
しかし、自分の技術のなさに気づくのも、「無知の知」ではないですが、進歩の一環だとも思います。
自分の未熟さを知り、自信をなくすことによって、向上心が生まれ、日々成長が望めるのではないでしょうか。
いや、私はただ単純に尻に火がつかないと一生懸命やれない気質なだけなのかもしれませんが…。
posted by 一〇 at 16:27 | TrackBack(0) | 人物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月01日

絵がうまくなりてぇ(自己紹介とブログ方針)

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絵がうまくなりたい。
漫画家を目指すものなら誰しもが思うことだと思います。
僕もそうです。

僕はペンをとって二年くらいになる、しがない漫画家志望者です。
自分の人生を真剣に考えたときに、ふと「一度しかない人生、自分の大好きなことで飯を食っていくことに挑戦してみよう」と思い立ち、漫画を描きはじめました。
漫画を描くことに対してわけの分からない自信を持っていた僕は、その勢いのままに、生まれて初めて描いた漫画で受賞し、賞金をもらいました。
さらに勢いづいて描いた二作目も同じく受賞しました。
順風満帆に思えた漫画道のスタートでしたが、その二作の講評には、どちらも同じような言葉が描かれていました。
"絵は要練習"
このとき僕は初めて自覚しました。
「あぁ、自分の絵は下手なんだな」と。

漫画家を目指しているという人は、今までの人生の中で少なからず自分の絵に対して、「すごい」とか「うまいね」だとか、褒められてきた人達ばかりだと思います。
でも、本当に「漫画で飯を食っていく」というその世界の中では、とくに美術の心得があるわけでもない僕の絵は、下手糞だと評価されたのです。
これは結構なショックでした。
その上、受賞作が雑誌に掲載され、ネット等で僕の作品に関する感想が書かれました。
だいたい皆さん「絵が下手だ」ということを書かれていて、さらに追い打ちをかけられる結果となりました。
こうなるともうどんどん自分の絵が下手糞に思え、恥ずかしくなり、掲載されることさえ嫌になってきます。
なにより我慢ならなかったことは、物語に重きを置いた自信作であっても、絵の下手さが足を引っ張ることによって、作品全体もくだらないものと評価されてしまうこと、さらには絵が下手糞だというその印象によって、読んでさえももらえない、ということが起こることでした。
しかしそれは、読み手にとっては普通のことなのです。
僕だって一読者としては、この絵が汚いからこの漫画は読まないでおこう、ということは多々ありました。
漫画は人間と一緒です。
中身も大事なのですが、やっぱり見てくれが第一印象であり、その第一印象は案外尾を引きずるものなのです。
こうした描き手と読み手、双方の観点から、僕は「もっと絵がうまくなりてぇ」という強い想いを持つに至ったのです。

そういった想いから出発するこのブログは、一漫画家志望者としての僕の、(漫)画力向上に関しての暗中模索の日々を綴ったものです。
どういうことをした結果、どういう絵が描けるようになったか、自己確認の意味も含めて、実際に絵をアップしながら考えていけたらなぁと思っています。
未熟者ですが、温かい目でおつきあいいただけたらうれしいです^^
posted by 一〇 at 04:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ説明 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする